World Science Journal

海外のScienceNewsから気になる記事をピックアップ

2016-01-01から1年間の記事一覧

テスラ・モーターズ ソーラー島を作る

https://m.youtube.com/watch?v=VZjEvwrDXn0 テスラ・モーターズが南太平洋サモア諸島に位置する人口600人のTa'u島をソーラーパワーの島にする。Ta'u島はディーゼルジェネレーターのエネルギー産地で、毎日300ガリオンを輸出している反面、副産物に廃棄物も…

イケてる周期表-普段何に使われてる?-

元素が実際何に使われているかが分かる!図の周期表 周期表を見た時の反応は人それぞれだろう。 ある人は気持ちが高ぶって思いついたままにお気に入りの話をしたり、 またある人は冷や汗をかいて頭が混乱して逃げ出したくなるかもしれない。 おそらく後者で…

ミラクル素材-グラフェン-水質汚染の可能性

水中生物にとってグラフェンが毒であると証明した。 Beihang大学のWenhong Fan氏が、グラフェンの水中微生物への影響をみたところ、生態系を崩壊している可能性があることを発見した。 グラフェンはカーボンナノマテリアルの典型的例として近年広く研究され…

偶然!二酸化炭素からエタノールを生成

要約 Oak Ridge国立研究所のチームが、炭素と銅の尖頭を触媒にCO2ガスからエタノールを生成する電気化学的プロセスを発見した。 チームを率いるAdam Rondinone氏は以下のように述べた。 「なんと、偶然にもこのマテリアルが機能した。我々は、ある提案された…

カナダ 炭素税導入を決定

要約 カナダTrudeau大統領は2018年までに1トンごとに10カナダ$の税を課すことを最終決定した。気候変動と戦うという強い新しい国家ポリシーを公約とした。税金は10$/トンから始まり、毎年増え、2022年に50$/トンとなる。(10カナダ$=約7,6US$) 2005…

完全なバイオマスプラスチックの合成

要約 ヨーロッパの研究チームが、完全な再生可能プラスチックの合成を明らかにした。 プラスチックの需要は、2050年までに4倍の10億トンになると見込まれており明らかな環境負荷になっている。 イタリアのトリエステ大学Lucia Gardossi氏率いるチームは、酵…

2016年ノーベル化学賞

要約 2016年ノーベル化学賞に、分子でできた世界最小の機械の合成が選ばれた。金属と電気ではなく分子で作られた機械だ。賞はフランス、アメリカ、オランダの研究者3人に送られた。 その分子はエネルギーを与えると動き、コントロールすることもできる分子モ…